久しぶりにお天気も良さそうなので 日帰りウォーキングに出かけることになりました。
天気は良くても山に登ると風は強そうだし、どこに行こうかと天気予報をチェックしながら決めたのが ヨークシャーの村 Austwick から 8Kmのサーキュラーウォーク。
ちょっと脇道に入ったところ、ヨークシャーデール国立公園の中にある村です。
オーストウィック ベック/Austwick Beckを渡ったらすぐフットパスの道しるべ、
Wharfe の村に向かって進みます。
今年初めてお目にかかる子羊。
毎年のことながら 可愛い〜〜〜
Whalfeの村を抜け丘のぼり
水がプールのようにたまっているところは The Wash Dubと呼ばれ昔は年に2回春と秋に小川をせき止めてプールを作り羊飼いたちが羊を洗った場所だそうです。羊飼いたちの胸のあたりの深さまで水を溜めて 羊毛につく寄生虫を取るためゴシゴシ、近隣の羊飼いたちが集まる年間の恒例行事のようなもので20世紀の半ばごろまで続いていたそう、、、
ここを過ぎたらくだり坂
ここから寄り道するのは今回のウォークのメインスポット
Norber Erratics
Norber は場所の名前 Erratics は 迷子石
丘を登りきったところに広がる平らな高原にはゴロゴロいろいろな形をした岩が散らばってあります。これが 迷子石。Norber Erratics は100個以上の迷子石があり英国でもとても有名、世界の地質学者たちの聖地なんだそ〜
初めて知った!迷子石なんて日本語も初めて知りました。
迷子石は氷河によって削り取られた岩塊が 長い年月のうち氷河の流れに乗って別の場所に運ばれ その後氷河が溶けたことによって取り残された岩なのだそうです。
英国の最後の氷河時代は今から1万2千年あまり前の話、、
大きな石は硬砂岩でCrumackdakeからここまでたどり着いたもの。
この上の写真の岩は石灰石の柱の上にちょこんと乗っかってる。
地形を形成していた石灰石は侵食されやすく周りにはほとんど残っていないのに 大きな岩の下になっていたので侵食からまぬがれ柱みたいに残ってこんな形になったのだそうです。
迷子石、、そう言われると みんな悲しそうに遠くを見てる?
No comments:
Post a Comment