Tuesday, July 20, 2021

イングランド1の眺め 

 


今年の夏は最悪の天気と思っていたら やっと夏らしくなった!

リーズはロンドンより2度ぐらい気温が低いけど それでも28度、お日様 サンサン

さっそくウォーキングと思ったものの 炎天下で日陰もない丘上りは結構辛そ、、と怖気付き

Best forests/Woodland walk in Yorkshire とぐぐってみました。

今回ウォークはそうして見つけた約10kmの サーキュラーウォークです


スタートは Sutton Bank National Park Centre

綺麗なおトイレ、ビジターセンター、カフェもある

では 出発


道を渡るとフットパスの入り口

ちょっと歩くと The Finest View in England /イングランド1の眺め

というプラットフォームがある


近くのサースクの街で獣医の仕事をしていた時の体験を小説化して

BBCのテレビドラマにもなった ”ヘリオット先生奮戦記”の作者

ジェームスヘリオットが イングランド1の眺めと言ったんだそう、、、

ご当地自慢って感じかな?

でも かのターナーも40歳のころ ここへ旅してスケッチを残している


整備された丘の上の道を進むとYorkshire Gliding Club の敷地が見えてくる



1934年から続いているグラインディング クラブ

お天気も良いせいか次から次へと飛ばしてました、、、

音もなしに降りてくる姿はなかなか優雅

そして丘を降りるとWhite Horse のスポット



うーん ここからだと白馬の頭が藪で隠れてるし いまいちスマートな

白馬とは言い難いお姿、、、、


近くの Kilburnキルバーンの村からの眺め

1857年 村おこしのためにキルバーン出身のロンドンの商人が作らせたという説もあれば

キルバーンの学校の先生が生徒たちと作ったという説も、、

では これから 森の中へ進みます




森から出ると麦畑

農場を抜けて、、、と、、

若い雄牛が3頭いる農地を通り抜けなければならなかったので

かなり緊張しました、、雄牛は怖い、、、写真なし、、、



また森を通って、、目の前に広がる景色 Gormire Lake

Wild Swimming で人気の湖、この日も何人か泳ぎに来てたけど

伝説によると底なし湖なんだそう、、、


湖をひと回り、犬も水浴び

一休みしたら ここから丘のぼり


ひたすら登り

ご褒美は Finest View in England !



Thursday, January 14, 2021

英国 National Park/国立公園 記念切手

 


ちょっと遅ればせながら、、、 明けましておめでとうございます。英国は3度のロックダウン中、心身のためにエクササイズは許されているものの遠出はご法度、ウォーキングもローカルエリアのみです。おまけに寒い、暗い冬の英国、、、気分はどうしても沈みがち、、、そんな気分で起きた今朝 ちょっと嬉しいニュースを見つけました!

本日1月14日 ロイヤルメールの特別記念切手が発売開始、テーマは英国のNational Park 国立公園です。英国には14の国立公園がありますが 最初にできたのがピークディストリクト国立公園で1951年、今年はその70周年記念ということで10箇所の国立公園の素晴らしい風景が記念切手になったわけです。


私のウォーキングでも訪れている場所なので何点かご紹介しますね


*英国最初の国立公園 ピークディストリクト*

1951年にできた国立公園は 素晴らしい自然の景観を国民の誰もが楽しめる様に もともと私有地だった場所の解放を求めた何年にも渡る運動があってこそ創立されたものです。そのあたりの経緯は フットパスの歴史をお読みください(リンクしますhttps://emakm.co.uk/blank_page/blank_page-2



お馴染み *湖水地方*

ピークディストリクト国立公園創設後 1ヶ月もせずにできた国立公園。2017年にはユネスコ世界遺産にも指定されています。この写真はCrummock Water/クロモックウォーター 。日本では馴染みの深いウィンダミアよりちょっと離れた北西に位置しています。私の大好きな湖!去年訪れたのHaystucksから見たのがまさにこの風景です。


セブンシスターズでお馴染み *サウスダウン国立公園*

白亜の岸壁 セブンシスターズの動画はこちらをどうぞ

https://www.youtube.com/watch?v=fRn4d0GIZqs

ブログはこちらhttp://footpathwalking.blogspot.com/search/label/Sussex%2F%E3%82%B5%E3%82%BB%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9




*北ヨークシャー国立公園*

ヨークシャーにはこの北ヨークシャーとヨークシャーデールの2つの国立公園があります。地元の人たちが God's Own County 神の国(カウンティー)と美しさを自慢する 英国で一番大きなカウンティー、私が一番ウォーキンをしているところでもあります。



ウェールズの*スノードニア国立公園*

英国で2番目に高い山 スノードン(1085m)があるスノードニア国立公園。去年登る予定だったのにコロナ規制で断念、、、観光客、登山客の多さから 英国一混雑する山と言われているそうです。


いち早くウォーキングに行ける日が来ます様に

それまでしばらくの我慢

みなさま元気で



Tuesday, August 18, 2020

Swaledaleで2つのウォーキング

 



北ヨークシャーのスウェルデールで

2つのウォーキングを楽しんできました

Dale(デール)とはValley(バレー)/谷のこと、イギリスの北のほうで使われる言葉です。
古英語、古スカンジナビア語にもルーツがあるそうで、イギリスの北はその昔ヴァイキングに侵略されていた時代があったことが思い出されます。ヨークシャーにはたくさんのデールがあるので まとめてヨークシャーデールとして知られ ウォーカー達に人気の場所です。

今回のウォークはSwale(スウェル)川沿いのSwaledale, 大きな街もなく、観光名所もこれ!というのが無いものの ウォーキングを楽しむには素晴らしいところです。


WALK 1 Richmond リッチモンドの町から約10kmのサーキュラー





中世には北ヨークシャーの羊毛産業の市場の中心として栄えたところ、町の中心に立つリッチモンド城の歴史は11世紀まで遡ります。




石橋からスウェル川の眺め



野原に咲くGreat Burnet/ワレモコウ



人気のウォーキングルートCoast to Coastルートの一部




サンドイッチ休憩


Fireweed/ヤナギラン
日本語と英語では随分雰囲気が違う花の名前



ぐるっと一周 また町に戻ります




WALK2 Muker からKeldを通って一周 7.5Km





Richmondから西に移動して Mukerの街からスタート







クルッとした角のある地元の羊 スウェルデール羊、羊毛にチーズにと昔は大活躍。
今は乳牛のスウェルデールチーズも大人気、スウェルデールの牧草を食べて育った羊、牛のミルクから作られるチーズは 一味違うんだそうです。





大自然独り占め、、、今のスウェルデールはヨークシャーデールの中でもあまり開発されてない最もピースフルな場所。18-19世紀は鉛の採掘が盛んだった所です。



腹が減っては戦はできぬ、、、、
スウェルデールのかなり気に入りました、また来たーい。

Friday, August 14, 2020

ヘザー花盛りのハワース





 二度目のハワース・ウォーキング、 ヘザーの季節に合わせて歩いてきました。

ハワースと言ったら ブロンテ姉妹。シャーロット、エミリー、アンの小説家三姉妹が短い生涯のほとんどを過ごしたところです。町の小高い丘のてっぺんに立ってる教会、その教会で牧師を務めた父パトリックは北アイルランド出身でケンブリッジ大学で神学を学びました。卒業後 イングランドの数カ所で牧師として務めた後、ハワースの教会で働く事になります。妻と6人の子供達と教会に隣接する牧師館で暮らすためやってきたのは、彼42才、1820年の事でした。今回のウォークもこの牧師館からスタートして 一周約12kmです。
前回のブログはこちら(リンク



今は博物館になっている牧師館に沿って奥に進んでいくとフットパスのサインが見えてきます。暫く歩くと見えてくるのがこの景色。貯水池Lower Laithe Reservoir の建設が始まったのは1911年 ブロンテ姉妹の時代から100年近く後の話ですが 周りの Moor, Moorlandと呼ばれる湿原からの水が水源になっています。写真の奥に広がるMoorlandにぽっつり残っている 農家の廃墟、Top Withens/ トップ ウィゼンス がこのウォークの目的地。エミリーブロンテの小説 嵐ヶ丘の主人公ヒースクリフを養子にしたアーンショー家のうちのインスピレーションになったと言われています。

   
Top Withens までの約中間地点がここ
   天気の良い週末や夏休み中はお弁当を広げてる家族づれが一杯。
   South Dean Beck( Beckは小川のことです)にかかる石橋がブロンテ橋。

   脇の小道を少し登ると奥には Bronte Fall / ブロンテ滝
   とっても小さな滝です、、、。


    Bilberry ヨーロピアンブルーベリーとも呼ばれる ビルベリー まさにブルーベリーの味     です。中世の頃から薬用としても使われていたビルベリー、ビタミンCたっぷり。

 殆どの家族れグループはここで引き返してハワースの街に戻っちゃいます、、、     
 でも 醍醐味はこの先この先!


 
紫の絨毯 この湿原に育つヘザー
  写真の上 真ん中にポツンと木が立ってる所がTop Withins
なだらかな丘を登って進みます。



エミリーが嵐ヶ丘を発表したのは彼女が亡くなる1年前、29才だった1847年のことです。
でも作品の評価が高まったのは彼女が亡くなって暫くしてからの事、、、嵐ヶ丘が ”世界3大悲劇” にまで選ばれた成功を 彼女自身は見る事がなかったのです。

さて 風が吹き荒れ 雨が多くて寒い湿原では育つ植物も限られてきます。そんなMoorlandで元気に育つのが 俗にヘザーと呼ばれる常緑の低木。厚い絨毯のように固まって育ち湿原に広がっています。クリスマスツリーのような針のように細い葉は風が吹き続けても水分を逃さないような利点があります。
ヨークシャーの湿原に育つヘザーは主に3種類。
Bell Heather ,  Cross-leaved Heather そして Ling。とっても小さなピンクの花を8月中旬から咲かせる   Ling が一番多い種類です。

Curlew/ ダイシャクシギやRed Grouse/ライ鳥の一種  など 地面に巣を作る鳥たちはヘザーの低木のなかに巣を構え 外敵から卵を守ります。
Curlew



Red Grouse



特徴のある Red Grouse の鳴き声が聞こえてきます。





帰りみちは Stanburyの村を通って、、、
パブの名前は Wuthering Heights 嵐ヶ丘






ブロンテ一家(アンを除いて)の眠るハワースの教会

Tuesday, July 7, 2020

Bolton Abbey and The Strid


7月に入りイギリスも徐々にロンクダウンが緩和されてきました。
今回のウォークは北のヨークシャー、
ロックダウン以来初のウォーキングです。




スタートは Bolton Abbey (リンクします)
Bolton Abbeyは12世紀に創立された修道院、16世紀の
修道院解散令とともに 続行中だった建造もそこで中断され
東側は廃墟として残っているだけですが、教会としての機能は続いており
19世紀には ロンドンの国会議事堂の建築家として知られている
オーガスタス ピュージンが大窓のデザインを手がけています。

周辺の土地は過去数々の貴族たちが所有してきましたが
18世紀中頃 所有者だった地元出身の貴族バーリントン伯爵が
亡くなり 土地を相続した娘が4代目デボンシャー公爵と結婚した
ことから250年近くデボンシャー公爵のヨークシャーの領地となっています。

領地は3万エーカーの広さ、東京世田谷区の約2倍!
森林、moorland 湿原、農耕地を含み ワーフ川沿いのウォーイング
ルートなども整備されて 観光地としても人気の場所です。





Bolton Abbey には何箇所か駐車場がありますが
今回利用したのは Village Car Park
コロナの影響で 今は全てプリブッキングのみ
公衆トイレも綺麗でソーシャルデイスタンスを考慮に入れ
簡易トイレも別に設置してあり これからのホリデーシーズン
に備え 準備万端という感じでした。
(さすが商売上手なデボンシャー公爵!)




駐車場から歩いて3分 ボルトンホールの
向かい側にフットパスの立て札があります。





暫く歩くと森の入り口



森の中は ジギタリスFoxgloveの花盛り
この花を見るといつも
新見南吉の童話 手袋を買いに
を 思い出す〜






BirdNETのアプリで鳥の鳴き声を録音すると
何鳥か教えてくれる、いたずらして口笛で真似して録音したら
Human って出てくるし、、、賢い!






森を抜けると広々とした牧草地
石に青いペンキでルートが示されています。
目指すは遠くに見えるMiddle Hare Headの丘











正にヨークシャーデールの風景
遠くにポストマンパットの赤いヴァンが走ってたら最高!






Moorland湿原を抜けて
Strid Visitor Centreまで






この先は River Whrfe ワーフ川沿いに
整備された歩道を歩いてアビーまで













 湿原でぬかるみに片足突っ込みぐちゃぐちゃの靴下
お日様が出てきたし 一休みして乾かしてるところです。

久々のウォーキング 1周 約10km
楽しかった。