Saturday, June 17, 2017

ブロンテ姉妹 嵐が丘ウォーク


ブロンテ姉妹が暮らした牧師館から ”嵐が丘”のインスピレーションとなったと言われる Top Whthins まで 往復12kのサーキュラー ウォーク





スタートはハワースにあるBronte Parsonage Museum(リンクします)。
お隣に立つ教会の牧師であったパトリック ブロンテと一家が暮らした牧師館、
現在はブロンテ ソサエティーが所有する博物館です。
当時のスタイルに再現したお部屋、ブロンテ姉妹に関する資料の展示
などを楽しむ事ができます。

牧師館に隣接する博物館のショップの方へ歩くと フットパスの入り口
ここから Top Withinsまでは Bronte Way の一部を歩きます。
Bronte Wayはブロンテ姉妹と関わりのある場所を繋いだ全長69kあるフットパス

前方に見えてくるのは Lower Laithe Reservoir
オープンしたのは1925年 ブロンテ姉妹の時代から100年後


 Haworth Moor


 Foxglove/キツネノテブクロ(ジギタリス)













暫く歩くと小川が見え始め 石橋が架かる場所へ出る
ベンチでは何人かのウォーカー達がサンドイッチを食べながら休憩中

 Bronte Bridge

Bronte Waterfall

日本語のサイン

遠くに見えてくるTop Withins は農家の廃墟

エミリーブロンテの”嵐が丘”に出てくる わびしい荒野の中に建つ
Earnshaw家の屋敷のインスピレーションになったとして知られる

今日はお天気がよくて わびしい雰囲気は全くないけど
広大なだあれもいないモーアランドを歩いてると
寂しい雰囲気は容易に想像がつきます


もうちょっと登ると海抜423m
あたり一面に咲いているのは 湿地帯に育つEriophorum
別名Cottongrassの綿毛



8月になったらヒースが咲き始め 一面ピンクの絨毯

 帰り道にあったパブ Wuthering Heights

Wuthering Heightsは”嵐が丘”の原題
Wuther は14世紀の頃の英国北部で使われた言葉で
風が吹き荒れるという意味。話の中では アーンショーン家の屋敷の名前です。
嵐が丘の邦題は歴史的名訳として知られているそうです。

行きに見下ろした貯水池の脇を歩きます



博物館に戻ってきました



ハワースで一番有名なパブ The Black Bull
ブロンテ一家唯一の息子ブロンウェルが酒と麻薬に溺れた居酒屋

ブロンテ一家は一人も子孫を残す事無く皆 早生、、、。
牧師館の隣に建つ教会に埋葬されています。

程よい運動の後は カフェでアイスクリーム
お天気もよく最高のウォークでした。
ヒースの咲く頃 また来なきゃ!