Sunday, January 22, 2017

Trent Country Park




ロンドンは緑の多い街として知られていますが 街の40パーセント近くが緑のスペースでシンガポール、シドニーに続き世界3位。ちなみに東京は緑は街の3パーセントしか無いそうです。というわけで ロンドンの中でも自然一杯のウォーキングが楽しめます。

今日のロンドンは快晴、でもとっても寒い。愛犬ボニーを連れてやってきました。


公園の池は完全に凍って 氷の上に乗ってる犬までいました。

公園の中にあるGrade IIにリストされた建物 Trent Park House
現在はMiddlesex大学のキャンパスの一つになっているものの
元々は20世紀始めの大富豪プィリップ サスーンのお屋敷。
当時の社交界の人気の場所で ここで開かれたパーティーのゲストリストには
俳優のチャップリンから チャーチル首相まで、、、、

 真ん中で木の間に光ってるのはオベリスク
1934年 ケント公爵夫婦がハネムーンに訪れることになり
プィリップ サスーンがその記念として建てたもの


 公園の一角に乗馬クラブがあってそのお散歩道


 うっすら見えるのがEnfield

Trent Parkは1086年ウイリアム征服王のもとで行われた国勢調査のまとめ
Domesday Book に Royal Hunting Forest Enfieldの一部として記されています。

ずっと王家の土地であったのを18世紀ジョージ3世が彼の弟グロスター公爵の命を助けた医者 Dr Richard Jebbに与え、グロスター公を助けたのがイタリア北部の都市Trentだったのでこの名前が付けられたそうです。



週末だしお天気も良いし 駐車場は車で一杯、公園は犬と子供で一杯でした。

Friday, January 13, 2017

Ribblehead Viaduct & Whernside



ヨークシャーの北のはじっこ、Ribblehead にあるViaduct(高架橋)を観にやってきました。

                                         地図の詳細はここをクリック

前の晩からイギリス各地で雪予報。リーズも朝起きたらうっすら雪がつもってました。
リーズから車で1時間半ほど北にある Ribblehead、、、まあ とりあえず行ってみよう、車道は問題なし、駐車場も平気、じゃあ ちょっと歩こうか という事でAAのウォーキングルートの地図と手にいざ出発。

この高架橋 1870 年に Midland railway 会社が Settle-Carlisle線をひくために造ったもの。
当時イギリスは鉄道建設真っ盛りの時代、ライバル会社の持っている東、西側を通らずにイングランドの真ん中をまっすぐ北に通すべく造られた物です。Settel とCarlisle間には 20 の大きな高架橋と14のトンネルも掘られています。その中で一番大きいのがこのRibblehead Viaduct/全長440m 高さ32m 150 万個のレンガと大きい物では 8トンもある石灰石のブロックで造られています。
この高架橋建てるために雇われた人たちはこのあたりに住いをあてがわれ 家族で暮らしていた人も沢山いたようです。でも仕事はつらく、事故も相次ぎ、また住まいも快適な物とはほど遠く 近くの村の教会の墓地には建設期間に亡くなった方々男女、子供も含め200ほどのお墓があるそうです。

1970年には 高架橋の安全性が疑われ路線は廃止が決定、しかしながら 廃止反対の国民キャンペーンによって修復もおこなわれ 今も列車が通っています。



振り向いた景色 写真真ん中に見えるてっぺんが平の山は Pen-y-ghent ペニーゲント
去年の夏はあの反対側をあるいてたんだなあ、、などど思いながら、、、それにしても雪がだんだん深くなってくるし、、、、
ウォーキングここから線路にそってBlea Mooreを上がっていきます。


これがYorkshire Tree Peaks ヨークシャーの3大ピークの地図
高い順 Whernside (736m)Ingleborough (723m)Pen-y-ghent(694m)


線路の向こうは Ingleborough イングルバラ

寒いけどお天気よくて気持ちいいー



冬の長ーい影法師とウサギの足跡



 小川を渡り、、、



途中で追い越された犬を連れたおじさん、、、ずっと先まで坂道は続く、、



登りきるとゲートがあってWhernsideのサイン もうてっぺんまで行っちゃえー


と登り始めたものの ここからが大変。石の階段があるんだけど凍ってつるつる
滑ると大変と深い雪の中を歩く、、。さっきのおじさんに追いついたと思ったら おじさんはしっかりウォーキングブーツに Ice Grip装着してる、、、さすが、、。
とにかく行けるところまで頑張ろう、終日快晴の予報だったけど風はかなり強くて 吹き飛ばされそー、、、。


エーあの先がてっぺん!ここまで来たからには頂上まで!



山の上にある湖

右の柵を超えれば もうすぐ湖水地方のあるカンブリア

 この先を進んで高架橋まで戻る一週ルートもあるけれど さっきのおじさんが そのルートは
 坂が急でもっとすべるから同じ道を戻った方がいいよ とのアドバイス。ありがたいー。
 という訳で 引き返し戻りました。
 実はとっても慎重に降りてきたのに平らな所についてほっとしたとたん すべってひっくり返りま
 した、、、。かなり豪快に、、。尾てい骨 痛い、、。でも大事にならなくて本当にラッキー。
 次回はアイスグリップとバラクラバ(目出し帽)持参だなあ、、備えあれば憂いなし
 お勉強になりました。

Wednesday, January 11, 2017

Rodley Canal & River Aire Walk

Leeds の郊外 Rodleyという街から出発 1時間ちょっとの快適ウォーキング





運河沿いの道に車を止めてスタート




運河沿いに暫く歩きます。対岸のお家やフラットの庭にはボートやカイヤックが置いてある。



この運河は18世紀の後半に開通、Leeds とLiverpoolの2つの都市を繋げているもの。
産業革命の始まりとともに イギリス全土には運河がめぐらされ物資の輸送手段として利用されました。今や鉄道や陸上運輸の発達によって元来の目的には使われなくなったものの 歴史的価値やレジャーとしての活用の可能性が注目されています。





小雨が降ったり お日様が出てきたり イギリスの典型的お天気。





運河沿いの遊歩道を離れ Aire川を渡り 住宅街を抜けて フットパスに入り川沿いを歩く。




橋の下、お天気雨の雨宿り この先運河沿い遊歩道に戻って一周完了



運動の後はこれー。