Tuesday, February 14, 2017

スノードロップ ウォーク/ Cliveden


英国では一番に春を告げる花としてしられるスノードロップ。
白い可愛い花をつける花の花言葉は ”希望”


今日やってきたのは今年で350年の歴史を誇るクリーブデン。
お屋敷は現在ホテルとして使われていますが広大な敷地はナショナルトラストが所有 
入場料を払って散策を楽しめます。


クリーブデンには駐車場が2カ所。お屋敷から歩いて40分ほど南の
Woodland Car Parkに止めて 出発。
赤の矢印で示されたてテムズ川沿いを歩き お屋敷をぐるっとまわって
帰りは森の中を通って戻るサーキュラー ウォーク。
National Trustの樫の葉マークと色別のルート






駐車場をでて歩き始めると表れたのが 象やカタツムリの彫刻
地元の彫刻家Nick Garnettさんがチェーンソーで作り上げたもの
カタツムリは1896年にローマから運ばれ 英国では今もこの森の中だけに
生息する小さなPapillifera papillaris カタツムリ



突然表れた額縁
お屋敷の中に飾ってある絵画の一つはここから描かれたそうです



坂道を降りてテムズ川沿いに見える景色
遠くにはお屋敷も、、本当に絵画みたいな風景

川沿いにあるボートハウスの壁に記された浸水の記録
氾濫して上がった水位とその年号





172段の階段



テムズ川 上からの眺め



貴族のお屋敷は強風を避けて渓谷の底に建っている所が多いのです
クリーブデンは この眺めを楽しむために 今から350年前 
バッキンガム公爵がお屋敷をこの場所に選んだのが始まりだそうです。





お屋敷の所有者は何度も変っています。
1942年 ナショナルトラストにこのお屋敷と土地を受け渡したのは
アメリカの大富豪家 アスター家
ナンシー アスターはイギリス始めての女性の国会議員として知られていますが
彼女はこのお屋敷を結婚のお祝いとしてプレゼントされたそうです。


水仙ももう少しで咲きそう 確かな春の気配



スノードロップ


クロッカスも咲いていました。

春の気配が感じられた楽しいウォーキングでした